森の学校で過ごす夏
2018年 07月 28日
昨年の夏から参加している
手芸愛好家を対象としたサマースクール。
デンハーグ市が所有する森の学校で開催されています。
4泊5日のコースで
籠編みや、毛糸や糸を使った編み込みのクラスが
開催されています。
三食付き、お酒付き、朝から晩まで好きなだけ
手芸にどっぷりハマれるこの森でのサマースクールは
大人の夏休み。
5日目の午後、みんなで出来上がったものを
森の中で撮影しました。
私も5日間、編み続けましたが
残念ながら、完成せず。
先生とメールで連絡しながら
仕上げていきたいと思いますし
偶然、今年、同室であった方が
私が欲しいタイプのリボンを編んでおられるので
この人に習ってリボンを編んで、この
籠につけてみたいです。
その方はライデン在住のオランダ人で
お互い近いので
今年中に仕上げてみたいものです。
参加者はオランダ人、イギリス人、イタリア在住ドイツ人
フランス人、そして私日本人、
最後のお夕飯の後は
フランス人家具職人のおじさんがつくった
ライヤーに合わせて踊る踊る夜。
この素敵な楽器を作れるっていうのも
すごいし
この方、家具職人で
籠編みは趣味だそう。
趣味の域を超えてプロ顔負けの作品に
あらためて、職人の魂を感じます。
自分でプロと認めない限り
籠は売らない人なのです。
こういった細かいテクニックの
バスケット。
男性が身に着けても素敵なんですよ。
100円で籠が買える時代
こういったタイプの手製の籠は
いいな、と思うと10万こえます。
こういったクラスにいくと
誰かのをコピーして作るということはありません。
常にオリジナルを求める、
細かいテクニックを身に着けるために
70歳になってもプロで在りながら
このサマースクールに来る方もいらっしゃいます。
私のあこがれの方です。
年齢の差を超えて
籠という共通の好きなことを通じて
いろいろな話をしてみる。
先生も、他の方も
いろいろな考えをもっていて
食事の時にはいろいろとお話ができて
籠を編むことが主目的でありますが
たくさんのことを教えてもらえて
最高に好きな場所です。
by kuronekoryokan
| 2018-07-28 23:46
| ヨーロッパの癒しスポット☆