南フランス、野草のラベンダーに会う①
2018年 07月 18日
さて、早くもフランスからもどってきてまもなく
2週間になります。
南フランス研修の記録を書いていこうと思います。
ドローム地方に行く前に
ヴァランスという街で一泊しました。
土曜日に合わせていて、必ず街のどこかでマーケットが
あると思っていたので、宿から歩いて
1分のところにローカル食材が集まった
マーケットがあったのを見たときは興奮しました!
どれも楽しいものが並んでいましたが
中でもこの、お化粧水やクリームを販売していた
ところが楽しくて。
販売主はフランス人女性で
農業従事者(有機農家)でハーバリストの資格を
持つ方がつくられた質の高い
商品の数々に
感激しました。
店主といろいろと品質の件などを話すと
フランスではこのように
自分で作ったものを売るのは基準が厳しくて
自分は農家でありハーバリストであるので
製品にしたいものはラボにだして検査をうけて
やっと店頭にだせる、とおっしゃっていました。
たしかに2年前にパリで知り合った
ハーバリストのフランス人女性は
自分の夢は、クリームなどの基礎化粧品を
つくってみたかった、
でもフランスではそれを実現するのは
条件が厳しいので、なにも作れないと
おっしゃっていました。
肌につけるものは、フランスだけが厳しいのではなく
EUはだいたい同じ基準が
設けられていて
オランダも自己消費のみ作成が認められています。
売りたければ、ラボへもっていかなくちゃいけないので
費用もかかるし、設備も用意しなくちゃいけないので
個人での販売がとても難しいというわけです。
青空が広がっていて
これから山へ上がるには最高に気分が盛り上がる朝でした。
ヴァランスはAirbnbで探したお部屋に
滞在しました。
古いアパートの階段をあがっていくと
最上階にフランスらしい間取りの部屋があって
こういった空間大好きなので
さらに旅行気分が盛り上がり♡
宿主はとっても親切な方で
到着したのが20時で
すぐにわたしを外に連れ出してくれて
1時間ほど外を散歩しました。
台所を覗くと
要らないと思われる瓶がゴロゴロあって
山に上がると瓶にアルコールやオイルを入れることを
予定していたので、この家で
リュックに詰めれるだけの量、
瓶を頂いていきました。
ヴァランス駅、13時に
ブリュッセル発TGVでやってきた
カーリンさんと合流して
一日に2本か3本しかないアルペン行の
電車に乗り込み、
ドローム地方へ向かいました。
改めて、この旅を思い出すと
フランス語のわからぬ私一人では
この研修に参加は無理であったことや
様々なサポートを受けながら
10日間を過ごせたことに
感謝しています。
by kuronekoryokan
| 2018-07-18 16:32
| 植物学