父の一周忌を終えて
2018年 05月 16日
父の一周忌も無事に終わり
あとの日々は家族3人で過ごしています。
父のお墓参りや
親戚のお墓参り。
そういった年齢になったんだなと実感中です。
法事といえども
オランダではめったに食べれないお寿司やら
ご馳走が並び、
おお、お父さんのオゴリですなあ~とみんなで冗談を。
法事の昼食は外の料亭に親せきで移動して
午後は、我が家でお茶時間でした。
叔母さんがいちご大福をつくってきてくれていて
それに合わせてオランダのコーヒーを淹れてみる。
楽しい時間でした。
この数年以内にまた、一人、一人と消えていく
それが自然な状態になってきて
この時間がいかに貴重か
今頃わかるのです。
その年になってみなければ
その状態にならねばわからぬことはたくさんあると
いいますが、
まさに今の私がそうで、
法事中も
今回は父の法事は母が主導でやってくれた。
順番的にいつか母の時がきたとき
だれが仏事を仕切るんだと
真剣に姉に話し
「今日の終わりに反省会しとこうか、次いつかわからんけど
次はどっちかがやらんといかん」
と。
いままで、真剣に考えなかった
この家の将来、
いつか、だれもいなくなれば
この家はだれが住むのか
空き家にはできないし
この手入れされた庭も
誰かが住まないと荒れてしまう。
わたしにはこの庭を崩すことはできない
木を抜くこともできないと
玄関を出入りするたびに
そういう想いになります。
つまり、そういった時を経験しているわけです。
さて、話は変わり
このキラキラとガラス写真綺麗ですよね。
我が町のインスタ映えスポットに出かけてきて
撮影してみました。
遠くに長崎空港を眺めながら
キラキラした砂場を散歩して。
昔は空港まで父が迎えにきてくれてたのに
今はタクシーで家にもどるか
お友達が迎えにきてくれるか
この変化にも今だ慣れておらず。
ということで
なんと法事の日から風邪をひき
咳ごむ日々を送っています。
ストレスもかなり関係しているんだろうなと
思うのです。
将来のことや
家のことや
家族のこと
自分のやりたいこととどうやって
両立させていけばいいのか
10年前はそんなこと考えませんでしたが
親の片方が、他界すると
そういう考えに発展し
人生はほんと決断、判断の繰り返しである・・と
思っています。
by kuronekoryokan
| 2018-05-16 23:38
| 癒しの旅