海外在住者にとっての家族の病気、緊急帰国について。
2017年 05月 09日
機内食は塩分がきついこともあるので、お弁当を持参することも
ありますが、今回はアムス―ヘルシンキー成田ー羽田ー長崎と
長旅ですので、簡単につまめるように軽食を工夫しました。
まずこの紅茶の箱が使えます♪
三角のおにぎりが3つ入ります!ラップをつかっていますので
食べてしまうとあとは箱もゴミ箱へ。
このような箱は実はバックにいれても潰れにくく、旅行に最適な
箱だとおもいます。
おかずは小さなタッパにいれました。
オランダにもどってくる際にもフルーツなどをいれてもってかえって
こられるので、タッパもおすすめです。
こうやって自分でゴマと菜っ葉をフライパンでいって、自家製の
梅干しをまぜておにぎりをつくってみると
ふりかけは残り物で作れるのだと知ることができます。
12月にヘルシンキを通過したときは同じ便だったのですが
15時でまっくらでしたが、いまは夏直前、明るい明るい。
驚きました!
さて、海外在住者にとって多くの方が経験する
親との関係、介護やお葬式など、急なことでも
すぐに帰国ができない苦悩。
飛行機の予約はいまオンラインでできますので前日までOK
ですが、当日になると、各エアラインに電話して予約をお願い
しなくてはいけません。空席がない場合は
もちろんエコノミー以上の席を選ぶしかありません。
家族の死去などでの搭乗は航空会社によっては
特別料金が設定されているようですが、残念ながらオランダ航空はこの規定は
ないそうです。日本のエアライン、JALやANAはこれから調べますが
精神的にもつらい時期に飛行機に搭乗できないとなると
辛いとおもいます。想像するだけで、辛いことですが
いずれは自分も経験せねばいけないこと
海外に住む辛さを知ることとなるのです。
そして、以前も書きましたが
急な帰国に対応できるだけの
費用を必ず別に持っておくことです。
駐在員の場合は会社の規定がありますので
ビジネスクラスに搭乗しても会社が負担することが
多いですが、普通の移住者はそうはいきません。
ビジネスクラスの場合は4000ユーロ以上することもあります。
今回、急な帰国といっても
余裕があったので、900ユーロですみましたが
ここは常に準備は必要だということです。
今日は、父を担当してくれている看護師さんに
血液検査の結果をききました。
重病人という扱いではなく、
できたら、また、介護施設にもどってもらえるような方向性で
治療をすすめたいとのこと、しかしながら高齢であることや
状態は良いとはいえないので、もしも、ということの覚悟もいるということ
そして、病室のカーテンがあいたときに
看護師さんがいらして、挨拶すると・・・
なんと高校の同級生でした!
話がはやーい。
うちのおとーさんさあ、と、お願いする朝。
今朝は雨がふっていて、自転車にも乗れず、1時間あるいて病院まで。
いまできることをやりたい、その気持ちです。
by kuronekoryokan
| 2017-05-09 16:00
| 認知症