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Tree of Light オランダのオーガニックライフをお届けします。

デンハーグ市にある隠れ家的宿とヒーリングサロンを営んでいます。健康的な食べ物や植物療法を提案しています☆ チャリスウェルフラワーエッセンスプラクティショナー&ハーバリスト見習い中


by Shoko
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チベット医学のエッセンスに触れて

昨日、久しぶりにオランダにお住まいのチベット医を訪ねました。

アムチ(チベット医のこと)は、久しぶりだね、そうそう、ダライラマ法王はいま、日本を訪問されているんだよ、と
ニコニコとお話されました。

「ちょうど京都を訪問されています」と返事をすると、そうか、そうか、と。

この日は、アムチにとっても初めて講座を行う「チベット医学でつかうオイルマッサージ」の講習会だったのです。
長年欧州にすみ、その時のなか、大学で講演をしたり、また、セラピストとして、西洋医学ではなかなか治らない人を治してこられましたが、ご本人はチベット医学でつかわれているツボにオイルをつかってマッサージをされます。が、この方法を一般人に伝授をされることがなかったのです。

2年前、チベット医学のエッセンスに触れるという、一泊二日の講習会に参加をしたのが、アムチとの出会いでした。このアムチが行う「オイルマッサージ」の話しを伺った時は、帰り際に「どうしても教えてほしい」とお願いをしました。アムチは笑って、そのうちね、と答えられましたが、それがやっと昨日実現したのです。

遠方から、なんとドイツのハノーバーから、車を何時間も運転してきた女性や、またケルンなど
自然療法を自分のセラピーに取り入れようとされている方が参加をされていました。みなさん熱心。




チベット医学は究極のエネルギー療法といえると思います。
チベット仏教が深く根付いた医学で、メディカルブッタという仏様がいらっしゃって、さまざまな人間の
深いところに持つ、苦しみの根源や、嫉妬心、怒りなどが、病気につながること。

セラピストはね、いつも安定していること、そうでないと患者さんに良くない、
といいながら、わたしたちの背後に立つアムチ、そこにいるだけで、すごい気力を感じる、これが
密教、チベットが生み出した医師。
チベット僧の肩にぬれたタオルを掛けても20分後はカラカラに乾くといわれる、その気は
医師も同じく、力強く、そして暖かい。アムチがそばにいるだけで、涙がでそうになることがあります。


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このようにマッサージにつかう布につつんだ、小さなボールは、すべて手作りです。

中身はスパイスです。

これはチベット北部で、昔、医者がいなかった地域、外国から運ばれてくる香辛料をつかってオイルマッサージをして、病人を治癒させていたそうです。

そして、施術開始。

実は参加者の中に、お一人、事故か火事の後遺症のような跡がある方がいました。

わたしはデモンストレーションで施術してもらったのですが、途中から彼女にかわり、アムチが
背中のほうを施術し始めると、

その人からなにかがあふれ出し、

静かな涙は止まることなく、頬をつたっていきます。

さっきまで、普通に目を閉じていたのに、

アムチは、背中のある部分に、暖かいオイルに浸した香辛料入りのコットンの小さな包みを
当てていったのです。ただ、それだけだったのです。

目のあたりにして

その空気感は、言葉には表せません。ただ、すごい・・・と、アムチの存在に、ぽか~んと
するだけでした。

体内に溜まっているブロックされている気の流れを解し、

解されていく目の前の人の変化に、深く、感謝と、人体の不思議を感じました。


昔、チベットの医者もいない寒い地域で、外国から流れてきた香辛料を彼らは薬として使用し
体にあてていったのです。
いまや、自由に行き来きすることができないチベットの地で生まれた、この技を今、自由な
私たちが受け、ほぐされる、この奇妙な現実に、よくわからない・・・という、時間の流れやら
そのシルクロードなどを渡って行った植物たちの行方、そして今、現在。いろんなことが
頭を駆け巡り、時間がわからなくなった、午後でした。

アムチは、泣きだした女性の背中を押していましたが、ちょうど、トラウマや悲しみでブロックしている
背中の場所を押したのです。この微妙なツボの位置がまたさらにミステリアスなのですが

こういった講習会を受ける度に、大いなるものから聞こえるメッセージは
わたしたちには、リカバリーできる力が備わっているということです。

その力がオフになった時に、どうやってオンにさせるか、それをアムチはご存知なのです。

最後に、
「執念とか、嫉妬とか、怒りはなにも役にたたない、手放しなさい」とおっしゃいました。
ドキっとしました。前回は「大事な人のためにすべてを投げ出せるかい?」とも聞かれました。


さ、ボールペンを持ちなさい。といわれましたので、参加者全員で、ペンをもつと、「はい、手を離して」と
いわれて、とうぜん、ペンが落ちていく、それをもう一度、また、ぽとーんと落ちていく、

そういった感じで、いやなことは引きずらない、手放すことが大事だよ、と

なんだか、心の中を見透かされたような日でした。


こちらが先生。

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お食事は奥様が用意してくださいます。チベットのモモとサラダと、あとはパン。そしてとってもおいしいブロッコリーのスープを頂きました。

先生が使うものは本当にシンプル、

油、1~2種類に、数種類の香辛料、あと椅子。施術台もありません。

「安いね~」とご本人もおっしゃっていましたが、技がすごすぎて、
オーガニックのごま油さえあれば、施術スタートできる方。

ますます、教えてほしい熱が上がってきている私なのでした。


そして、このアムチがすごいのは、
お父上の影響も大きいのだと思います。
すでに亡くなられていますが、お父上はダライラマ14世のお付きの医師であったことも
あり、息子である、わたしの先生に、伝授された大切なことはたくさんあったのではないかと
思います。
by kuronekoryokan | 2013-11-25 07:40 | 自分でストレスはずし | Comments(0)