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Tree of Light オランダのオーガニックライフをお届けします。

デンハーグ市にある隠れ家的宿とヒーリングサロンを営んでいます。健康的な食べ物や植物療法を提案しています☆ チャリスウェルフラワーエッセンスプラクティショナー&ハーバリスト見習い中


by Shoko

食べる、を学ぶことの意味。

とても大きなボールに入ったベリー類。

美しく、心の栄養にもなります。

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さて、今日は、栄養というカテゴリーについて、私の考えをまとめておきたいと思います。

私は2年前ですか、アメリカの栄養学校の授業を通信で受けました。受けた理由は、長年の
健康オタクから一階段上がろうという考えでした。

証書をもらって
その後、というか在学中から考えていたことなのですが
私は、なにがやりたいのだろうか、とその答えを探す旅が始まりました。

はっきりとした答えを出してくれた、ある女性に関しては、後日、ここでご紹介をさせていただきます。

今日の朝日新聞のニュース、米国のニュースではその前に、「アメリカ全土でトランスファットの使用が全面的に禁止される流れになる」と読み、これは大きな転換期となってくれたら良いのですが、使えなくなったものを米国外で使用させるつもりではないでしょうね・・・と、疑惑も心の中で同居しております。

わたしは9年前に、トランスファットに関しては、危険な食べ物だということをロンドンでお世話になって
いた方に教えて頂いた以来、出来る限り自分の食生活からは除外してきました。

また、もともと、スナック菓子や箱菓子を食べない人間なもので、除外するのは、難しくありませんでした。

わたしは子供時代から、
母親にスナック菓子はほとんど与えてもらえませんでした。
といっても、我が家は、早くから、35年以上前ですが、母はガスオーブンを購入し、わたしたち姉妹に
田舎では珍しいピザを焼いてくれたり、フライパンではクレープ、おやつをよく作ってくれました。
おやつにみかん、お菓子がなければ、おにぎりと、
実は、子供時代に、その市販のお菓子の味をあまり知らなかったせいか、添加物に汚されるということは
ありませんでした。

ある日、朝からめずらしく、お使いにスーパーにいき、食パンを買ってきたのです。
トーストしたパンを噛むと、薬の味がして、吐きだし、母に食べたくないと言いました。
残すのはご法度でしたが、母も食べてみて、もう食べなくていいといったのを覚えています。
あれが、防腐剤の味でした。

それから早々と自分でお菓子をこしらえるようになり、市販のお菓子も気になりましたけど
自分で作るほうの楽しみにはまり、売っているお菓子よりも本の中の美しいお菓子に心を奪われました。

いま思うと、母はなぜ、あんなに食事に気をつかっていたのでしょう。
高齢になって、面倒なのか、スーパーのパン買って焼いて食べているのをみて、
やめてほしいというと、他に売っているところがない(田舎は本当にそうなのです)といわれて、
その場で作って見せて、たべてもらうと、たしかに手作りはおいしいわねえ、と言ってはくれます。

母は特段、学校でお料理の勉強をしたとか、そういうのはなく、
美しい、美しくないで判断してきた人のようです。

お野菜でもゆで上がりが美しいと栄養はのこっているし、
お弁当でも、自然の色が豊かであると、とても栄養にあふれたものになると
教えてくれたのは母でした。

盛り付けも、べちょっと盛ると、もう一度、
綺麗にみえるまで、何度もやりなおすこともありました。

出来あがりがきれいか、きれいでないか
味が自然に美しいか、

これを極めることで、おのずと栄養のバランスはととのってくるのではないかと思います。

おかげで
わたしは添加物のひどくはいったものを口にすると、すぐにわかって
吐きだすし
実は食べれないものが多いので、中華レストランなんかもいけないんです。
アレルギーではなく、調味料があわないのです。

不便といわれることもありますが、
これは母のおかげです。わたしに添加物や、化学的な味を覚えさせなかったことが
体がすぐに、排除に働いてくれるのだと思います。

こうやってかくと、厳しく育ったようですが、
時には、もちろん市販のお菓子も食べたり、ジュースを飲んだり、普通の子と同じような
ものも食べています。こうやって、ガス抜きもしないと、
子供は不満を持ちますから、こういったことも合わせて、がちがちにしすぎなかったのも
上手だったなあ、と、実は母は最新行ってたというのを思います。

数年前でしたか、母がいいました。

昔は女の人がこんなにがんが多くなかったのよ、ほとんど聞かなかったわといってました。

何が変わったのかしら、と。

その答えも探しています。

この30年は、進化ではなく、変化でした。

それが私たちが望んだ、変化であったのでしょうか。

食べることと、この望まなかった変化の原因を探ることが、わたしにとっての学びのようです。
by kuronekoryokan | 2013-11-09 04:52 | くろねこ栄養学