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Tree of Light オランダのオーガニックライフをお届けします。

デンハーグ市にある隠れ家的宿とヒーリングサロンを営んでいます。健康的な食べ物や植物療法を提案しています☆ チャリスウェルフラワーエッセンスプラクティショナー&ハーバリスト見習い中


by Shoko
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お弁当つくりの基本とは

今日はお弁当のお話です。


最初のお弁当の写真に選んだのはこちら

お買いものにいかずにあるものだけでこしらえたお弁当です。

ぎりぎりまでお買いものにいかずに、家にあるものだけで、お弁当とする。。

お弁当は栄養があって、またお財布にも優しい素敵ボックスですから、
お金と材料が少なくても、アイデアを絞ると意外に不思議なお味になるものです。

これは、ちなみにアフガニスタン料理。ニンジンをすったものをご飯に炊き込むヘルシー料理です。


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お弁当といえば、母はいつも、色どりを気にしていました。
いつから自分でお弁当を詰めるようになったか覚えていないのですが、お弁当というと
いまでも忘れない、「基本」となる話しを子供のころ読みました。

それは、夏休みの課題図書。

戦後、父親がいない母子家庭が長崎県の五島列島にて貧しい暮らしをしていました。
母親に姉妹だったと思います。長女はいつも貧乏を我慢して、明るくふるまうのですが、
ある日、母親に向かって泣いて、貧乏がいやだ、と訴えるのです。

春先にその地域では、女の子は晴れ着をきて、お重箱をもって女の子だけで公園でお花見を
するというのが一年に一度の楽しみで、
その主人公の女の子もお友達に誘われます。

いこうか、いくまいか、と当日まで悩むのですが、あることがきっかけで、
母親に泣いて、家が貧乏だから、お花見にもいけない、と、泣いて訴えて、母親は娘の頬を
殴ったあとに、母親までも泣いてしまうのですが、

唯一、できるお弁当を提案するのです。お芋の天麩羅だったら、できるよ、って。

娘は喜んで、家にあった古い晴れ着を母親に着せてもらい、紅をさし、精いっぱいのおめかしを
します。そして、母親はたくさんのお芋の天麩羅をあげたあとに、重箱にそれを詰めていくのですが、
最後に、外にでて、桜の葉をもいで、お芋の間に鮮やかな緑を添えて、重箱を娘に渡しました。

お花見にいくと、お友達と重箱を広げるのですが、他の子供たちはお煮しめや、いろいろとおかずがはいっていたのだけど、この娘のお重を見た途端、二色の美しいお芋の天麩羅に歓声があがり、ぜひ、自分のおかずと交換いてほしいとお願いされ、お芋がはいっていた重箱はたくさんのおかずを頂いて、家に持ち帰ったという話し。

わたしの母が

「この本どうだった」ときいたから、

偉い子だと思う、わたしだったら、お芋の天麩羅だけじゃ、恥ずかしいけど、よく我慢したよね、と
いいましたら、

この子のお母さんは偉かったわ、最後まで、お弁当を美しくしようと、桜の葉で色を添えたと
いうところは立派なお母さんだと思うわね、と母が言っていました。

お弁当を今も詰める時に
この話を思い出しては
材料は限られていても、美しく詰めたいな、と思います。

豪華なお弁当じゃなくても、気持が伝わるのが「お弁当」ですよね。


この本のタイトルは忘れていまいましたが

今でも良き思い出の一冊です。
by kuronekoryokan | 2013-10-10 10:10 | くろねこ弁当 | Comments(0)