くろねこ旅館のこと。
2013年 09月 29日
1年半前に、わたしの家にふらっとやってきました。
住める家を探していることは、言葉は通じませんが、なんとなくわかりました。
それ以来、一緒に生活をしています。
しばらくして、同じ通りに住む住人からのお知らせで、
数件離れた家で飼われていた猫だったけれども、なつかなくて、飼い主は
動物シェルターに戻すつもりだったそうです。
「いらない」ということで、そのまま、家で頂くことになりました。
言葉は通じないのに、
捨てられると解った猫は、一生懸命、生きる場所を探していたのですね。
今は、嬉しそうに、ごろごろしている黒猫をみて、
ほっこりします。
家を選んでくれてありがとう。わたしも幸せ。
長い旅を終えたくろちゃんは、いま、わたしのところでくつろいでいます。
くつろげる空間つくりを考えた時、
くろちゃんが家を選んでくれたことを思い、
ブログ名を「くろねこ旅館」と名前をつけました。
捨てられそうになった猫は、
自分で飛び出して、くつろぎの場所を自分でみつけたこと、
猫の勇気だなと思います。