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Tree of Light オランダのオーガニックライフをお届けします。

デンハーグ市にある隠れ家的宿とヒーリングサロンを営んでいます。健康的な食べ物や植物療法を提案しています☆ チャリスウェルフラワーエッセンスプラクティショナー&ハーバリスト見習い中


by Shoko

②心の中のこと

今日はクリスマスリース作成のレッスンに
いってきました。

難しい( ^ω^)・・・
②心の中のこと_b0305124_03263098.jpg
続きを書いていきたいと思います。

12月に入り、今年の垢を落とすことにしました。
父が亡くなって半年が過ぎ、時間が過ぎると忘れていくものと
思っていたのに、そのことが一日の多くを占めてしまっていることに気が付き
心の整理が必要だな、と思いました。

それを行ってみると、涙涙の生活でしたが
すっきりと気持ちが整い、落ち着いてきています。

父がなくなったのは5月18日でした。
その6日前のこと、朝から雨模様で、8キロの道のりを傘をさして
病院までいきました。

病院の入り口には傘立てがあり、すでにたくさんの傘が入っていて
わたしがもっていた折りたたみの傘は目立ちませんでした。

しかし、午前中に病院を後にするとき
傘立てには、わたしの傘がありませんでした。
雨はどんどん強くなり、場所柄、バスもなかなか通らず

傘を取られてしまったことにショックでしたが

それよりも不吉な予感がしました。

その傘はもう何年もつかっていて

父が現役時代になにかの記念で頂いてきていた傘を
盗まれてしまったのです。

翌日も探しにいきましたが、傘はもどってきませんでした。

その時から、なにか大切なものが消えていく、、、予期することと
なったのです。

私のこの不安定な、父はいつ居なくなってしまうのかという不安、

もうご飯は食べれないと聞かされた時

姉が胃ろうはいやだと言ったとき

近づいてくる父の死を受け入れきれない自分がいて

それなのに、病室に入るたびに、なるべく明るい声で父に話しかけていました。

最後の日は

朝からお見舞いにいって、

「ちかくに美味しいパンさんがあるんだって」

「お父さんアンパンすきだったでしょ」

「アンパンが一番人気なんだって」

「元気になったらまた食べれるよ」って

返事はないのに、一方的にそう話しかけていました。

すでにその時点で、眼球は動いておらず

おかしいかも・・と気が付いていたのに

午後まで確信がもてなかったのです。

14時にはドクターの回診が行われていたはずなのに

彼らはそれにも気が付かなかったそうです。

そして16時前、すでに三途の川の手前に立っていた
父を私が発見しました。

医者への不信感、自分が朝から気が付いていたのに
なにもいわなかったこと

そしてなにより、その朝、父の病室にいるのがつらくなり

いつもより、早めに午前中、家にかえってしまったのです。

今もなお、母には、父が朝からおかしかったことを
告げることができずにいます。

だまっているのが辛かったのです。

父は寿命でした。

それでも、自分の見落としがあったのではないかという想いに
向き合うのは辛い作業でした。


泣くだけ泣いたら

すっきりして

昨日からやっと足が地についた感じがします。


心は見えません。

読み解くカギはたくさんありますが

結局はみえないものですから、どの論をきいても

当てはまらないこともあります。

自分自身に向き合うのは時に辛い作業ですが

今回、カウンセラーの手をかりず、一人で

自己ワークしてみたのはよかったことでした。

現実、現在のお財布事情でセラピーを受けるのは
無理なのです。

そういう状態になって思うのは

自分で心の中に入ってみる作業を

おこなってみる大切さでした。





by kuronekoryokan | 2017-12-08 08:25 | スピリチュアル