今日は、オランダ人の新しい取り組み、廃棄処分前の食品を集めて
みんなで食べようプロジェクトです。
わたしの住むデンハーグ、アムステルダムなど大きな都市では
さかんに行われています。
この日は、ロンドン、オランダ、コスタリカにご出張されていた
お客さんとここでお食事。
払える分だけ払うシステムです。
どうやって値段を決めるかというと、
表があって、どのくらい日常で食品を破棄しているか
外食の回数、
このイベントにお友達をつれてきたら割引ということで
だいたい、わたしたちはひとり7ユーロの計算でした。
現在、アムステルダムで水曜日にこういったイベントを毎週行っている団体は2件、
フリースーパーマーケットなどもあります。
わたしがこういったレストランが好きなのは
残すことを普通と考えていたこの社会にたいして
考える場を与えてくれていることと、みんなで食べること、孤独にならない、
あと、残り物を復活させるという手段はとても創造的だという点です。
前菜はサラダとパン。
メインはお野菜たっぷりにピーナッツソースがかかったごはん。
デザートにはこんな立派なケーキもでてきました♡
開店は18時、すると次から次にお客さんがきてあっという間に満席に。
地域の取り組みとしてはすばらしいとおもいます。
残さないということは頭や感覚を使うということです。
余ったら捨てればいいなど、わたしも反省すべき点はたくさんありますが
この世の中には食べれない人もたくさんいます。
日本でいま流行っている子供食堂の大人版というところでしょうか。
こうやって大人が集える場があれば、世の中はもっと明るくなりそうですよね。