シンガポールの雪
2013年 12月 19日
まず、ありえないんだろうけど、
Tazさんのシンガポールには、粉雪が降っていました。
クリスマス前のお茶の写真が送られてきました。Tazさんらしい、すべて自作のお皿やカップです。
夫婦二人の生活から、月日がたって、テーブルのセッティングは2名から3名になり、今はフルタイムママさん、陶芸はお休みだけど、こうやって、親子のお茶タイムに暖かな自作のお皿で飲むお茶、頂くお菓子はきっと坊やは、感覚で覚えていく、美しい日常の中で。グリーンとピンクに近い赤の旗は、なんとなくクリスマスにも見えて、運動会にもみえて、本当にこのセンス、憧れます。
まだ、坊やがいないころ、イギリスまでお茶頂きにいってました。すると、こんな大人もよろこんじゃう巨大なババロアで迎えてくれて、自作のカップにたっぷりのミルクティ。
どれも、シンプル、でも自作のお皿やカップで迎え入れてくれるこの特別なお茶会にすっかり魅了され
どっぷり浸り、お茶のあとは、かもめ食堂みて、翌日、公園散歩して、オランダに戻っていたのでした。
この素敵なお茶のひとときが私を和ませてくれました。
そして、土の香りはお皿からテーブル全体から感じる、ということを教えてくれたのもTazさんでした。
以前、テーブルセッティングの先生がおっしゃっていました。
高価なお皿がなぜいいか、わかるか?
それは割れたときに、買いたせるから、古くからの窯元は同じデザインを使う、ずっと続く柄の良さ
はそこにある、とおっしゃっていました。ずっと同じものを使う大切さ、考えされられたものです。
テーブルセッティングなどやっていると、ついつい買いすぎて家の中、皿屋敷になるのに、
本物を御存じの方はそうではないこと・・。
お正月、
誕生日
クリスマス、
特別な日に、同じお皿がでてくる、そして思い出を重ねていく、
そして、Tazさんのお皿は、次の代にまで思い出として続いていきます。
どの時のクリスマスにも添えられる、お皿というのは、すばらしい存在なのです。
そして、今回のように育児で余裕のない時にも、ちょっとした遊び心、重ねたお菓子に雪を振ってみることや
何もないかもしれないときに、ひねり出すアイデアこそが行事を明るくしてくれる最大の秘訣なのです。
今日、登場してくれた陶芸家 Tazさん
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